TPBのキッチンはカウンター席の正面にあります。IHは5基ありますが僕が見ても一瞬あれって思うぐらい目立たないので、お客様から見てIHがあることが絶対に分からないです。そこで突然調理が始まると、当然お客様は驚きますし喜びますよね。
ただ、導入した理由はTPBだけでなくNeoLiTH
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を使えることの両方です。TPBの検討を始めた時にNeoLiTHのカタログを見てすごく格好良いと思ったカラーがメトロポリタンです。
※TPBワークトップ表面層で使用したセラミック製品の名称
器を作る時もそうなのですが、僕は単色でびしっとしているものよりも表情のあるものが好きなんですよ。メトロポリタンのアイアン調で無機質なデザインは新店舗で使用することが決まっていた新潟漆器のカウンターとも相性が良くて、これをTPBと合わせて使えることも大きかったですね。光沢などはカタログではわかりませんが、NeoLiTHショールームで実物を見てメトロポリタンがよいと確信しました。
メトロポリタンはキッチンだけでなく厨房什器にも張りました。ステンレスだといかにも厨房っていう感じですし、キズがつかず汚れが入らないNeoLiTHは清掃にかける時間が格段に違います。
なおかつ今回は床と水盤にもNeoLiTHを使わせてもらいました。床って油を吸ってだんだん汚れていってしまうじゃないですか。でもNeoLiTHはほとんど水も吸わないのでそういったことが起こらないし、すべらない仕上げのものもある。やっぱりレストランとしてずっとクリーンでいたいですね。